幸せな日々(1991-1995 沖縄 21枚)
大学時代に撮り溜めた街歩きのスナップ。気が付くと、ほとんど人が映っていない、このような写真をたくさん撮っていた。
ヒシコピーと言うちょっと特殊な印画紙にプリントし、色鉛筆で彩色したものをスキャン。カメラはNikonFE、レンズは28mmF3.5が多かったはず。
平日散歩(1996 沖縄 13枚)
大学卒業後、写真館に勤めだしたら休みは平日。平日に人気のない路地裏のスナップを撮り歩いた。
ヒシコピーにプリントし色鉛筆で彩色。ヒシコピーは黒の濃度が甘く真っ黒にならないのが特徴なので、敢えてその雰囲気を残してデジタル化した。B4プリントのためA4スキャナに入りきらないので、D40で複写
撮影したカメラはPentacon Sixに80mmF2.8と50mmF4、NikonFEに28mmF3.5が多かったはず。
ぼくにとって悲願とも言っていいインド行きが実現したのは、大学卒業後に1年間働いた後。仕事を辞めてまで行きたかったのだ。
初めての長期海外放浪となったインドは、簡単に言い表せるようなところではなかったが、あえて言うなら、大嫌いだが大好きなところ。もし機会があれば、また相当の覚悟を持て行ってみたい。
通常の白黒プリントからのスキャン。カメラはこの旅の為に死ぬ気で新調したnewMamiya6など。
澳門生活(1999 マカオ 11枚)
ほとんど予備知識も持たずに行ったので、泊まるところを探すのにも苦労。やっと見つけた下町のホテルに泊まり、言葉も通じない中を歩き回った。観光地らしい所にはあまり行っていないのだが、地元の人に間違われつつ快適に過ごせた数日間だった。
香港のついでに寄ったつもりだったマカオだが、すっかり気に入ってしまった。大都会の香港よりも、どうも下町の方が性に合っていたようだ。
通常の白黒プリントからのスキャン。newMamiya6、NikonFE2など。
暑く遠い場所(1999 タイ 31枚)
2回目の長期海外放浪は、前回インドの行き帰りに滞在したタイがメイン。前回はバンコクからほとんど出なかったので、今度は列車に一晩揺られて東北地方を訪れた。
タイで最も貧しいと言われる東北地方。ビーチや大きな観光名所もないので日本人とはひとりも出会わず、バンコクとは全く違った国のようだった。
通常の白黒プリントからのスキャン。カメラはnewMamiya6、NikonFE2など。
遠来(2003 バングラデシュ 35枚)
首都ダッカの入国係官も知らないような最果ての地での活動を一週間ほど見学し、首都ダッカに戻り一晩過ごすと言う日程。
世界最貧国のひとつに数えられ、数多くの国際援助を受けている国であるが、人々は親切で明るく、自然も美しい良いところだった。
電気も通っていないような村と数百万の人口を抱える大都会ダッカとのコントラストも印象的だった。
この頃からフィルムとデジタルを併用。これは全てデジタル撮影でカメラはNikon D1。
旅のスケッチ(2005 インドネシア他 42枚)
沖縄を出発し、1週間ほどで台湾、マレーシア、インドネシアなどを経由してきた短期の旅の記録。途中で飛行機を乗り損なうというトラブルに見舞われつつ、2004年に起きたスマトラ沖地震で最大級の被災地、インドネシアのニアス島を訪れた。東南アジアの食事というのは、時折の激辛に耐えられれば大変に旨いものだ。
フィルムとデジタルを併用していた時期で、この写真は全てデジタル、Finepix S602で撮影した分。
何度か変更したのでまとめてみました。比較的新しい写真です。